2014/12/02

タイがUberを排除しはじめたらしい。

つい先日、こちらの記事で報道されたこの一件。今年の3月頃からバンコク市内をUberが走り始めるようになって早10ヶ月程経ったこのタイミングで、タイの運輸省がまさかの違法だと認定したらしい。



※ちなみにUberとは、 スマホアプリで簡単にハイヤーを呼べる配車サービスです。
違法と認定された理由としては
  1. タクシーライセンスを保持していないドライバーが運転をすること
  2. クレジットカード決済のみであることから、クレカを持っていない者に対する差別である
  3. 運輸省からのチェックがされていないこと
などが挙げられています。2番目の理由は言い掛かり感が否めませんが、まあ政府として認めたくないんだろうなーという印象ですね。いくらタイのクレジットカード普及率が低いからといって、さすがに苦しい言い分かとw

じゃあ競合サービスは違法じゃないの?

このニュースを知ったときにまず思ったのがこれ。タイではUberの他にもタクシー配車サービスが充実していて、GrabTaxiEasytaxiなどが存在するのに、なぜUberだけが締め出しをくらったのかということ。
上記のタイ運輸省が指摘した3点は、なんとGrabTaxiとEasytaxiはクリアしているというから目を付けられるのは仕方ないのかもしれません。

ただし、GrabTaxiが導入し始めたGrabcarというサービスに関しては、タクシー車両ではなくGrabcar登録をした一般人の車両を使っていることから、今後Uberと同じく「タクシーライセンスを保持していないドライバーが運転をすること」が違法だと判断される可能性があると考えています。各社の今後の出方に注目です。

本音は無くならないでほしい!

定期的にタイのイベントに便乗した面白いプロモーションを実施していただけに、Uberにはバンコクに残ってほしいものです。